2011年 11月 17日
プロ射撃手 |
彼は、私の妹と結婚する前後、プロの射撃手だった。日本で三本の指に入るほどの腕前だったらしいが、顕著なスポーツではなく賞金稼ぎだけでは食っていけず、射撃場のコーチなどで生計を立てていた。
ある日、大会へ参加の移動中に事故に遭遇、その時の怪我がもとで選手生命が絶たれた。それでも射撃は続けた。
井出和信という男の真骨頂は、境遇の変化に逆らわず甘んじて受け入れ、楽しく人生を全うしたことである。
ある日、大会へ参加の移動中に事故に遭遇、その時の怪我がもとで選手生命が絶たれた。それでも射撃は続けた。
by preharu
| 2011-11-17 04:45